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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


九品仏浄真寺と等々力渓谷

 今回の見学会は、武蔵野台地南側の国分寺崖線と呼ばれる崖(ハケ)に沿って、世田谷区の野毛から奥沢まで歩きます。コースの中でも九品仏(くほんぶつ)浄真寺と等々力(とどろき)渓谷はよく知られています。開催日の12月10日は幸い好天に恵まれ、紅葉の名残も楽しむことができました。(所要 約3.5時間)

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』102号(3/1発行)に掲載されます。


現在でも運が良ければ富士山が見える富士見橋。残念ながらこの日は見えず。 東急グループの創始者五島慶太のコレクションを保存展示するために設立された五島美術館。広大な日本庭園がある。
覚願寺の総門。 総門の脇にある庚申塔と馬頭観音像。
中国から追われたイタリア人宣教師たちにより設立された男子跣足カルメル修道院の聖堂。 4世紀後半に築造された前方後円墳、上野毛稲荷塚古墳。野毛古墳群の一つ。
同じく野毛古墳群の一つ、野毛大塚古墳。5世紀初頭の築造で、帆立貝形古墳としては最大級のもの。 古墳模型を囲んで説明に耳を傾ける。
崖の上から川崎方面を眺める。 等々力渓谷への降り口にある書院。
稚児大師堂。弘法大師の幼い時の姿という稚児大師像を祀っている。 等々力の名の由来となったといわれる不動の滝。中央に不動明王象が立つ。
平安時代末に開かれたという等々力不動尊。 渓谷の遊歩道を行く。
7世紀後半~8世紀に築造された横穴式古墳、等々力渓谷三号横穴。 渓谷入り口付近に架かるゴルフ橋。昭和初期に開発されたゴルフ場のために造られた。
九品仏浄真寺の参道。 「般舟場(はんじゅじょう)」の扁額が掲げられている総門。
別名「紫雲楼」と呼ばれる仁王門。 現世=穢土(此岸)を表す本堂。
本堂手前にある仏足石。 極楽浄土(彼岸)を表す三仏堂のうち中品(ちゅうぼん)堂。三つの堂に安置されている9体の阿弥陀如来座像が「九品仏」の名の由来。
三仏堂のうち上品(じょうぼん)堂(右)と下品(げぼん)堂(左)。 上品堂の上品上生(じょうしょう)仏。

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