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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


広重『名所江戸百景』周辺探訪 ―その 10(新橋~芝 周辺)―

 3月30日(日)冷たい雨と強風の中、東京メトロ銀座線虎ノ門駅に集合しました。広重のカラーの絵や切絵図を見せていただきながら虎ノ門から金刀比羅宮に向かいました。次の愛宕山は上野の山や湯島台より高かったそうで、女坂を登って愛宕神社にたどりつきました。境内から見下ろす石段は見るだけで腰が引けるほどの急峻さでした。「手折りの梅」の曲垣兵九郎以後、明治大正昭和に「出世の石段」を馬で登った成功例1例ずつとか。横のNHK放送博物館からエレベータで降り、青松寺~増上寺~芝大神宮~大門~芝公園~赤羽と巡りました。芝公園あたりで雨も上がり、青空も見えてきました。

【記録】文・写真:広報部会・内匠屋京子

この見学会の詳しい記事は『えど友』79号に掲載されています。


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新聞創刊の碑(讀賣新聞の発祥の地)(写真選択→拡大) 溜池の堰の遺構
金刀比羅宮と銅鳥居の四神(朱雀青竜玄武白虎)も雨に濡れて 工事中の「マッカーサー通り」両側に紅白幕
ビルになった真言宗真福寺を見上げる
真福寺横の勝軍地蔵を見ながら愛宕山へ 愛宕下薮小路
江戸の防火のため家康の命で祀られた愛宕神社
芝愛宕山 強飯式を終えた使者が石段を上って愛宕神社へ帰ってきた絵の奥に広がる海と左に築地本願寺も
下から見上げた「出世の石段」 曹洞宗青松寺墓地奥の肉弾三勇士(あとの二人は地方へ)
青松寺本殿両側の学寮は吉祥寺、泉岳寺とともに駒澤大学へ発展 増上寺三門前のクスノキ並木に往年を偲ぶ「松原」の復元
増上寺の大殿へ 増上寺徳川廟への道に水子地蔵が風車を回し桜に囲まれて
増上寺大門は今は一般道路に
折から国際結婚の式が行われていた芝大神宮にはめ組奉納のこま犬も 芝神明増上寺
「金杉橋芝浦」絵でお題目を唱える講中の人々と左奥は築地本願寺の屋根 将監橋のたもとに並んだ観音様とお不動様
絵には焼失した五重塔が見える丸山貝塚(芝丸山古墳)
増上寺塔赤羽根 大江戸線赤羽橋駅横の赤羽橋


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