活動報告

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  速報版 平成23年度 後半期
       
(2011/10~2012/03)

2012/2/5

セミナー

第113回 「増上寺徳川家霊廟の世界」

2012/1/28
特別観覧会

特別展 NHK大河ドラマ50年  「平 清盛」展

2012/1/6
セミナー

第112回 「江戸の総鎮守 神田明神の祭礼と文化」

2011/12/24
見学会

「広重『名所江戸百景』周辺探訪 ―その5(本所深川・大川端周辺)―」

2011/11/27
セミナー

第111回 「江戸衣装
         ~武家、商人、職人など
            男女の着物とその変遷を楽しむ~」

2011/11/26
セミナー

第110回 「江戸の遊興」

2011/10/22
見学会

バス見学会 「富岡製糸場見学および小幡散策」 

2011/10/16

 友の会 セミナー 開催日;2012/1/28 (土)

 ◇ 第113回 「増上寺徳川家霊廟の世界」

  【取材】 文・中村 貞子:写真・佐藤 幸彦(各 広報部会)

 いま、芝公園と呼ばれている一帯のほとんどが、徳川の時代には増上寺の寺領であり、広大な将軍家墓所でもありました。しかし、昭和20年3月と5月の2度にわたる東京空襲で、国宝に指定されていたこの豪壮な墓所はほぼ壊滅しました。
 江戸で初めて造営された将軍の墓となる二代秀忠・台徳院霊廟の造営の経過と、発掘調査からわかってきた事柄を中心に、大絵図や写真を見ながら将軍家霊廟の変遷をお話しいただきました。
 昨年は法然上人800年遠忌の年でもあり、大河ドラマ「江」、「五百羅漢」など江戸博で増上寺に関連した展覧会がいくつか企画されていましたが、延期や中止になって残念な思いをされた方が多かったと思います。今回のセミナーは昨年を取り返す意味で増上寺関連の第一弾となる企画でした。
 それにしても昭和20年まで、現存していた建物群が戦災で失われてしまったとは何とも残念なことですね。えど友会員の皆さんの中に、子供の頃、実物を見た事のある方がいらっしゃったら、是非お話を聞きたいと思いました。

             

講師の高山優さん

台徳院宝塔

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 友の会 特別観覧会 開催日;2012/1/6 (金)

 ◇ 特別展 NHK大河ドラマ50年  「平 清盛」展

  【取材】 文・写真:国定美津子(広報部会)

 NHK大河ドラマ放映に先立って、1月2日から開催の特別展「平清盛」の友の会特別観覧会が、1月6日に催され、141人の方々が参加されました。
 まず、一階ホールで、午後5時から約30分ほど、担当学芸員の斉藤慎一さんによります“見どころ解説”が行われ、「清盛の一生とその時代背景」などをお話し戴きました。
 第1章の「平清盛の足跡」から、第2章の「清盛を巡る人々」,第3章の「平氏の守り神」、第4章「平氏の時代と新たな文化」、そして5章の「平家物語の世界」まで、源平合戦や、平氏一族の姿が、理解できるように展示されているそうです。
‘見どころ解説‘後、一階展示室の観覧に入りましたが、正月気分の残る雰囲気の中、まさに、日本の極上品ともいえる品々を、約1時間半ほど鑑賞することができました。
 大河ドラマでは、‘武士の台頭‘による「時代への挑戦者」としての平清盛が描かれますが、この特別展では、平家一族の繁栄を象徴する、数々の貴重な宝物が展示され、世界遺産・厳島神社に伝わる至宝をメインとして、国宝の書跡や、重要文化財の肖像・絵巻、鎧・太刀などが一同に会した感がします。

担当学芸員の斉藤慎一さん

見どころ解説中の斉藤さん

「平清盛・壇ノ浦古戦場」(舞台)

特別展展示会場入口

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 友の会 セミナー 開催日;2011/12/24 (土)

 ◇ 第112回 「江戸の総鎮守 神田明神の祭礼と文化」           

  清水祥彦さん(神田神社(神田明神)権宮司)

  【取材】 文・写真:天野 哲夫(広報部会)  

 神田明神・権宮司でいらっしゃる清水講師より、本題に入る前に「12月24日という教会に行かれる方も多い日に、神田明神の歴史と文化・祭りについての話を聞いてくださるのはありがたいことです。」とのお話がありました。セミナーは2011年という年から切り離すことのできない「東日本大震災を体験して」から祭りの意味、神道の持つ価値観と倫理観。
過去の江戸東京の壊滅状態からの復興、神田祭り、神田明神の特徴由緒、日本人の宗教観のお話など多岐にわたり、最後はドナルド・キーン氏の言葉で締めくくられました。
1時間30分の時間はフルに費やされ、最後の質疑は個別に直接伺う形となりました。

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 友の会 見学会 開催日;2011/11/27 (日)

 「広重『名所江戸百景』周辺探訪 ―その5(本所深川・大川端周辺)―」

  【取材】 文・写真:中村貞子(広報部会)  

 隅田川周辺を描いた広重の百景めぐりが11月27日(日)に行われました。
「両ごく回向院元柳橋」「浅草川大川端宮戸川」「大はしあたけの夕立」「深川萬年橋」「みつまたわかれの淵」が描かれたであろう場所はどう変わっているのでしょう。
162名の参加者が17班にわかれて、晩秋の本所深川・大川端周辺を巡りました。

まず、回向院へ。明暦の大火の焼死者を弔うために創建されたお寺。諸宗山と号するようにその後、江戸のすべての無縁仏を埋葬するようになった。

「両ごく回向院元柳橋」

回向院正門跡からみる旧参道。昔は両国橋を渡ってくると橋の東詰向かいが回向院であった。

イチョウの黄葉が始まった境内には鼠小僧次郎吉も眠る。

回向院上空から見たような「両ごく回向院元柳橋」絵の方向はこんな感じか。対岸真ん中辺が薬研堀元柳橋あたり。

両国橋からみる「浅草川大川端宮戸川」絵の方向。白く見えるのは総武線の鉄橋。

「浅草川大川端宮戸川」絵にでる大山参りの水垢離場跡。元の両国橋東詰付近には浅瀬があった。

「浅草川大川端宮戸川」

盲目の鍼灸師杉山検校をまつった江島杉山神社にたちよる。

オレンジ色の主塔が印象的な新大橋。手前は東詰公園内にある旧新大橋の橋灯を冠した親柱。明治後期に架けられた橋は現在一部が明治村に移設されている。

主塔には明治の鉄橋と「大はしあたけの夕立」絵のレリーフが刻まれている。

「大はしあたけの夕立」

日本橋側の隅田川テラスからみる「大はしあたけの夕立」絵の描写場所。対岸の御船蔵に幕府の軍艦安宅丸が係留されていたため、この辺りは安宅町と呼ばれた。

小名木川にかかる深川萬年橋。昨年塗装修理を終え、夜間はライトアップされるようになった。

「深川萬年橋」絵の描写場所。広重の絵は橋の欄干と亀をつるす手桶の枠を組み合わせている。向こうに見えるのは清洲橋。

「深川萬年橋」

「みつまたわかれの淵」絵の描写場所に最も近いと思われる芭蕉史跡庭園からの眺め。

「みつまたわかれの淵」

芭蕉像は午後5時になると隅田川に向かって回転し、ライトアップされる。

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 友の会 セミナー 開催日;2011/11/26 (土)

 ◇ 第111回 「江戸衣装
         ~武家、商人、職人など
            男女の着物とその変遷を楽しむ~」

  菊地ひと美さん(江戸著者・画家)

  【取材】 文・写真:深尾恵美子(広報部会)

 今春に予定され震災で延期になっていた期待の講演会「江戸衣装」が行われました。講師は江戸東京博物館正門前の外通路に展示されている「江戸日本橋絵巻」の画家であり、江戸衣装の考証家である菊地ひと美さんです。
 江戸初期にはやった昼夜帯を吉弥結びで締めた姿で壇上に現れた菊地さんは、『守貞謾稿(もりさだまんこう)』から飛び出してきたような小粋な江戸の女性姿で、映像やボードを使い、わかりやすく江戸の衣装について説明していただきました。
 武家社会で男性の服装規定の内容、ビジネススーツと同じ、もしくはそれ以上に重要だった裃(かみしも)、町人や職人の服装などを、生活や格式の中での背景や必要性と共に説明してくださいました。女性の着物文化も、その変遷の理由、現代の着物との比較など、わかりやすく多角的に説明してくださり、一同すんなりと理解できました。ユーモアを交えての着物生活のお話にあっという間の1時間30分でした。
 もちろんそんな短時間で話が完結するわけはなく、興味をかきたてられた我々聴衆は、先生の新刊を割引で購入できると聞くや、講演後には列をなして買い求めていました。サイン会も好評で、帰りに江戸東京博物館の横壁の「江戸日本橋絵巻」をじっくり観察しながら帰った人も多かったのではないでしょうか。
参考)当日紹介された菊地先生の著書
『江戸衣装図艦』(東京堂出版)
『お江戸の結婚』(三省堂)

江戸娘姿の菊地先生

講演中

着物の柄を映像で説明

サイン会

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 友の会 セミナー 開催日;2011/10/22 (土)

 ◇ 第110回 「江戸の遊興」           

  安藤優一郎さん(文学博士・歴史家)

  【取材】 文・福島 信一:写真・天野 哲夫(各 広報部会)  

 安藤講師が友の会セミナーで講演されたのは今回で3回目です。最初は「江戸幕府崩壊後の幕臣たち」(平成21年2月28日)、2回目は「龍馬を継いだ男 岩崎弥太郎」(平成22年9月25日)でした。過去2回がれっきとした登場人物があったのに対し、今回の主人公は遊興。江戸の盛り場としての寺社境内を皮切りにいろいろな遊興が語られ、その背後にあるビジネスの広がりと江戸という町人社会を垣間見せてくれました。人の集まるところビジネス有りです。語られなかった梅や桜などのお花見のお話を早い機会に聞きたいものだと思いました。入場者数は121名でした。

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 友の会 見学会 開催日;2011/10/16 (日)

 ◇  「富岡製糸場見学および小幡散策」 (バスツアー)          

  【取材】 文:佐藤美代子・写真:国定美津子(各 広報部会)  

 出発する直前まで降っていた雨も上がり、参加の会員112名は、3台のバスに分乗して江戸東京博物館を出発しました。
 午前中は群馬県富岡市にある世界遺産登録を目指す「富岡製糸場」を見学、“こんにゃく”と“ねぎ”で有名な下仁田で昼食をとり、午後は江戸時代小幡藩2万石の城下町であった甘楽(かんら)町を散策しました。織田信長の二男信雄(のぶかつ)を初代とする織田家7代の墓や江戸時代の面影を残す松平家の武家屋敷や庭園を見学しました。
 天候に恵まれ(暑いくらい)、江戸と明治を満喫した1日でした。

注;一部のキャプションを修正しました。

2011/10/20 管理者 

富岡製糸場東繭倉庫

富岡製糸場の門前

検査人館(フランス人男性の住居)

富岡製糸場女工館

繰糸場全景(北側)

繰糸場入口

富岡製糸場の繰糸場の内部

富岡製糸場のブリュナ邸(首長館)

富岡製糸場の西繭倉庫(中庭)

織田信長系譜・織田宗家七代の墓所
「織田信雄(のぶかつ)の墓」

小幡藩中小路の「高橋家」

小幡藩中小路に面した 「喰い違い 郭」

藩邸の門内

小幡藩邸門前の受付でお茶のサービス

小幡藩邸内「楽山園」の池泉回遊式庭園

小幡藩邸陣屋隣接「楽山園」の腰掛茶屋

小幡藩邸・陣屋の「拾九間長屋と井戸」

小幡藩陣屋内模型(長岡今朝記念ギャラりー)

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