えど友 第63号

更新日

 定期総会開催報告、新役員紹介、記念講演要録 など

2011/09/01

 

『二人の貴婦人』はじめ、多くが日本初公開

   ~特別展「世界遺産 ヴェネツィア展」
          担当の粟屋朋子学芸員が語る~

えど友 第63号

第3回 「えど友研究発表会」

えど友 第63号

◆◇ ご意見・ご要望にお答えします ◇◆

えど友 第62号

事務局員出勤日変更のお知らせ (毎週火・金に)

えど友 第61号

訂正

えど友 第61号

お知らせ

えど友 第59号

「事業部会」からのお願い

えど友 第53号

◆◇ ご意見・ご要望にお答えします ◇◆

2008/11 
えど友 第46号

会員資格継続 手続きのお願い

お申込方法

事務局からのお願い

  『二人の貴婦人』はじめ、多くが日本初公開

       ~特別展「世界遺産 ヴェネツィア展」
               担当の粟屋朋子学芸員が語る~

    【聞き手】文・平林 美幸(広報部会)  

ヴィットーレ・カルパッチョ《二人の貴婦人》1490―95年頃
 テンペラ・油彩、板 94.5×63.5cm コッレール美術館

  「魅惑の芸術-千年の都 世界遺産ヴェネツィア展」が、9月23日(金・祝)から開催されることになりました。
 697年に共和国として生まれたヴェネツィアは、16世紀ルネサンス期には爛熟期を迎え、ナポレオンの侵攻にあうまでの約1,000年間に、建国・絶頂・終焉という数奇な運命をたどった都市です。外敵に対し、最良の防御設備にもなるラグーナ(潟)を生かし、強大な海軍力と交易による富を背景に、ほかに類を見ない都市をつくり上げます。また、その美しさから“アドリア海の女王”とたたえられ、世界中の芸術家や富裕層たちに愛されてきたのです。
 規模や時代こそ違いますが、江戸時代、当館のそばを流れている隅田川は、水上交通の大動脈であるだけでなく、舟遊びなど、さまざまな文化を生み出しました。「都市史」という観点からも、水の都・ヴェネツィアで育まれた歴史と芸術をお楽しみいただけるのではないかと思います。
 この展覧会では、ヴェネツィアの魅力を、「黄金期」「華麗なる貴族」「美の殿堂」と3つの章立てで紹介します。
 ヴェネツィアの絵画の展覧会は、今までにも開催されてきましたが、歴史的な要素を加えて多角的にみせるのは本展が初めてかと思います。作品はコッレール美術館やドゥカーレ宮殿などから約140件を借用できることになりました。しかも、これらのほとんどが日本初公開です。
 ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子」やティントレットの「天国」など、ヴェネツィア派を代表する絵画だけでなく、宮殿や貴族の生活を彩った工芸・服飾品も展示されます。
 そして、19世紀イギリスの批評家・歴史家のジョン・ラスキンが「世界で最も美しい板絵」とたたえた、ヴィットーレ・カルパッチョの「二人の貴婦人」(写真)が東京展限定で特別出品されます。
 20世紀中ごろ、この作品の上部をなす作品「潟(ラグーナ)での狩猟」が見つかりました。この発見によって、謎に包まれていた「二人の貴婦人」を読み解くヒントが見えてきたのです。
 当初、二人は高級娼婦であると解釈されてきました。しかし、男たちが狩猟をしている上部の絵の出現によって、狩猟に出ている夫を待っているのではという説明付けが可能になりました。この絵に描かれた動物は偶然配されているわけではありません。犬は忠実さ、キジバトは結婚や夫婦の絆、メスのクジャクは多産の寓意であることから、本作は夫婦の部屋に飾られていたと思われます。また、この作品は戸棚の両開き扉のうちの片方で、もう一方が存在すると考えられていますので、本展では展示に工夫をしています。どうぞ会場でご覧ください。残りの絵が発見されたとき、真の意味が理解されるのでしょう。まさに想像力をかき立てられる、ミステリアスな芸術作品といえます。
 文化的な成熟度が高いヴェネツィアの新たな魅力をぜひ、ご堪能ください。

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 江戸東京博物館友の会  開催日;2011/8/2

  第3回 「えど友研究発表会」

     車石・車の歴史、浅草寺発祥の伝説、江戸東京の菓子、と多彩なテーマ

【記録】文・写真:天野 哲夫 (広報部会)  

  1、「車石について ~車の歴史から見た江戸時代~」

落合 大海さん  

 車石とは牛車の通行を円滑にするため道路に敷かれた石のことで京都三街道(京津、竹田、鳥羽)に敷設されたことが確認されています。
 車石には車輪の通るレール状のみぞがあります。昭和59(1984)年ごろにその存在を知り、江戸時代の交通史と江戸時代の社会のあり方がわかるのではないかとの思いで、今年2回調査の旅に出ました。
 江戸時代の三都の代表的な車としては江戸は大八車、京都は牛車、大坂はべか車でした。大八車と牛車はスポークが21本、べか車はスポークのない原初的な車でした。明暦の大火[明暦3(1657)年]後江戸で大八車が発明されましたが、全国には普及せず急激な増加はありませんでした。また、大坂のべか車は安永3(1774)年に文献上初見されますが、水の都大坂では船運業者から強い抵抗があり、奉行所はべか車の橋の通行を禁じました。
 車石と車道の歴史ですが、車石という記録のある古文書はないのですが、車道という記録は数多くあります。車道は牛車専用の道ですが、そこに必ず車石があったということではありません。現在一般には車石の起源は文化2(1805)年とされており、平成17年8月には「東海道車石敷設200年記念シンポジウム」が京都で開かれています。

  2、「浅草寺と岩井堂観音(飯能)」

山崎 進さん  

 浅草寺縁起によると、推古天皇36(628)年3月18日、兄弟の漁をする網にはからずも1体の観音像がかかりました。郷氏土師中知はこれは聖観音菩薩さまであると知り、寺を起こし礼拝供養に生涯を捧げました。
 一方、岩井堂観音縁起には安置されていた尊像は、安閑天皇の御代大暴風雨の際崖下に流され行方知れずになったとあります。百年後推古天皇36年隅田川にて三人の漁夫の網にかかり、郷人は返還を求めたがかなわず、改めて尊像を祭ったそうです。
 時代を経てこの話を聞いた浅草寺管長清水谷大僧正は末寺善竜院より尊像を奉還しました。昭和8(1933)年9月15日、1,200年ぶりに浅草観音の分身が本家岩井堂に帰る入仏式が行われました。この日浅草観音住持清水谷恭順師は、正午池袋発の電車にて飯能駅に到着。午後2時から開眼入仏式を行いました。1,200年ぶりでご本尊様が帰ってきたというので終日大にぎわいを呈しました。
 河川名については入間川は荒川の支流であり、やがて隅田川となり東京湾にいたるのですが、江戸期以前は現在の荒川も入間川と称され、やはり下流では隅田川という名でした。
 浅草観音発祥については、岩井堂の他に富山県砥波郡東般若村(俗称観音堂)田中、静岡県阿部郡服織村慈悲尾、奈良県高市郡真菅村字地黄字西浦の人麿神社、愛知県宝飯郡三谷村三谷観音寺にも伝説があります。

  3、「江戸東京の菓子を見る」

松本 慶三さん  

 江戸から明治、現代までの菓子屋番付をそろえてみましたので、見てください。和菓子についての書籍はいろいろありますが、必ずしも正確ではないものも出回っています。出版元が大きなところだからといって、それだけで安心はできません。
 会場のみなさんにお配りしたあられは何の味付けでしょうか。豆の見本も回覧していますが、何の豆でしょうか。回答者にはどら焼きをプレゼントします。
 原材料の砂糖、大豆他の生産、輸入、用途等の表をお見せします。穀物自給率推移の欧米諸国と日本の比較でも諸外国は軒並みアップないしはダウンしても幅は小さいのに対し、日本のみが大幅にダウンしています。

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 ◆◇ ご意見・ご要望にお答えします ◇◆

 地震の影響で江戸博が2カ月近く休館していて利用できなかったので、友の会会費の納付期限を2カ月間延長してもらえないでしょうか。

 確かに会員の特典の中に江戸博の利用がありますが、それがすべてではありませんし、会費は年会費であり月割りではありません。江戸博休館中も友の会としての活動(例えば催事の企画検討・交渉や会報の編集など)は年間予算を念頭に行われており、表面に出るものだけで月割りにはできないからです。どうかご理解ください。

2011/07 えど友 第62号 
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 事務局員出勤日変更のお知らせ (毎週火・金に)

 これまで友の会事務局員の出勤日は原則として毎週水曜日と金曜日でしたが、都合により5月から毎週火曜日と金曜日に変更いたします。時間は10時から17時(12時から13時は昼休み)で変わりありません。ご連絡やお問合せは、火曜日か金曜日にお願いいたします。

2011/05 えど友 第61号 
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 訂正

 前号(第60号)2ページ 第1列6行目の「オリンピック」は「アジアオリンピック評議会」
同8ページの冒頭「千住宿を歩く」の筆者「今野君枝」は「今野君江」の誤りでしたので、それぞれ訂正いたします。

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 ★ おかげで 『えど友』 も満10年

 友の会の10周年記念事業も無事終わりましたが、『えど友』も本号で60号となり、満10年(年6回発行・10年)です。
 この間、一度の遅滞もなく発行できましたことは、関係者をはじめ会員の皆さんのおかげです。今後もこの「えど友プラザ」へのご投稿など、ご協力をお願いいたします。

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 ★ お知らせ

 江戸博のミュージアムショップやレストランでは友の会の会員証を提示することによって割引が受けられます。ただし、書籍を除きますが、ほかに細かい条件がつくことがあります。
 店頭での表示や告知はありませんので、自分の方から会員証を提示して割引を受け、“えど友ライフ”をお楽しみください。

 また、江戸東京たてもの園はもちろん東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館など東京都歴史文化財団の各館でも、会員証を提示することによって割引が受けられます。細かい条件は各館により異なりますが、ご活用ください。

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  「事業部会」からのお願い

 最近、セミナーや見学会をはじめとして各種催事へ参加を申込された方が、当日参加されないことが多くなっており、申込者の20%にも達することがあります。
 このような事態は、できるだけ多くの方のご希望に沿いたいという、友の会の催事の趣旨に基づいて企画運営する上で支障を来たしております。

 お申込をされた方はできるだけご出席されますようご協力ください。

2010/01 えど友 第53号 

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  ◆◇ ご意見・ご要望にお答えします ◇◆

 「会員証」に生年月日または年齢を入れてください。

 ご要望の主旨は、友の会会員であっても65歳以上であることを証明するには江戸博の窓口で「会員証」のほかに健康保険証や運転免許証を提示させられるわずらわしさを解消できないかということだと思います。
 しかし現在江戸博の窓口では健康保険証等の提示を求められることはなく、口頭による自己申告で65歳以上料金が適用されますので、生年月日等を印刷する必要がありません。かえって個人情報保護の面から生年月日等の印字を嫌う方もおられるのではないかと思います。以上の事情をご理解願います。

2008/11 えど友 第46号 
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  会員資格継続 手続きのお願い

■ 会員資格の有効期限は、入会の日から1年間となっています。間もなく有効期限を迎える方には「継続手続きのお願い」を郵送いたしますので、継続ご希望の場合は同封の払込用紙にて年会費の納入をお願いいたします。友の会は会員の皆さまによって支えられていますので、1人でも多くの方の継続をお待ちしています。

■ 継続手続きをされませんと、友の会活動への参加や会員特典を受けられなくなりますので、ご注意ください。

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  お申込方法

◆ 普通はがきに、①催事名・開催日、②会員番号、③氏名(同伴者連記)を明記して下記の「友の会事務局」へ。「往復はがき」の必要はありません。
 なお、見学会に限り傷害保険の関係で同伴者の氏名、住所、電話番号も書いてください。
◆ 締切:各催事の案内をご覧ください。
◆ 申込は、各催事ごとに会員1人1通。
◆ 友の会へのご意見・ご要望もご記入ください。
◆ 申込先:〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
      江戸東京博物館友の会事務局

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  事務局からのお願い

* 「えどはくカルチャー」など江戸博への申込と違い、普通はがきで宛先も友の会事務局と明記ください。お間違いなく!
* お申込いただきますと、「受講票」をお送りします。当日ご持参のうえ、受付でご登録ください。
なお「受講票」は逐次お送りするのではなく、申込締切数日後一斉にお送りしますので、それまでお待ちください。
* いずれも申込多数の場合は抽選となることがあります。
* 「受講票」未着のお問合せや参加予定変更の連絡などはなるべく事務局員出勤の火曜日か金曜日(10:00~12:00、13:00~17:00)にお願いいたします。
* 「受講票」がないと受講できません。必ず事前に申込をしてからご参加ください。

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