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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は大塚から雑司が谷へと歩きます。途中からは旧弦巻(つるまき)川沿いの寺社巡りとなります。歩いたのは例年より長く桜を楽しめた4月上旬から中旬でした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その44 [大法山本傳寺から妙永山本納寺]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲護国寺

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程3時間30分ほど。
東京メトロ新大塚駅-10分-大法山本傳寺-10分-吹上稲荷神社-1分-大塚先儒墓所(鳩巣室先生の墓)-10分-神齢山護国寺-6分-真要山(大野山)本浄寺-3分-清土鬼子母神(雑司ヶ谷鬼子母神出現所)-1分-弦巻通り(弦巻川)-20分-御嶽山清立院-1分-不動山宝城寺-10分-威光山法明寺-3分-雑司ヶ谷鬼子母神堂(鬼子母神堂)-2分-妙永山本納寺-1分-鬼子母神大門ケヤキ並木-5分-東京メトロ雑司が谷駅
(カッコ内は図会の見出し項目名)
本傳寺にある不動堂は付近にあった波切不動尊を移したもの 堂内に祀られている波切不動明王像
大塚先儒墓所を管理している吹上稲荷神社 墓所内にある室鳩巣(むろきゅうそう)の墓
元禄14年(1701)建造の護国寺本堂 徳川綱吉の生母桂昌院が寄進した「唐銅蓮形手洗水盤」には桜が映っていた
境内にある富士塚「音羽富士」には富士講碑が数多く残されている 灌仏会(花祭り)の稚児行列は保護者の方が目立つ
本浄寺の本堂前は桜が満開 雑司ヶ谷鬼子母神の像が出土したと伝わる清土(せいど)鬼子母神
出土時に星影を映したという三角井戸「星の清水」が今も残る 弦巻川の暗渠化後、流路跡に造られた弦巻通り
清立(せいりゅう)院の石段脇には毘沙門天の提灯が並ぶ 雑司が谷七福神の一つになっている毘沙門天像
境内に残る「請雨(あまごい)の松」 宝城寺門前に立つ「祈雨日蓮大菩薩」の石碑
本堂に安置されている日蓮大士像 法明寺の門前には多くの桜が咲き誇っていた
梵鐘の下縁には様々な用具が図案化されている 多くの参詣者で賑わう雑司ヶ谷鬼子母神堂
「雑司ヶ谷鬼子母神堂」説明板(写真選択→拡大) 本納寺の本堂前にも桜
大田南畝筆の狂歌碑「月花塚」が境内にある 東京都の天然記念物になっている「鬼子母神大門ケヤキ並木」

バナースペース

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