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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は神楽坂の周辺を巡ります。外濠沿いの斜面に多くの坂がある地域です。歩いたのはアジサイが例年より早く色づいた5月末から6月上旬にかけてでした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その39 [筑土八幡宮から赤城明神社]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲牛込神楽坂

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程2時間ほど。
JR中央線飯田橋駅-7分-筑土(つくど)八幡神社(筑土八幡宮)-1分-御殿坂 (御殿山)-4分-軽子(かるこ)坂-1分-せせらぎの公園-2分-牛込橋-1分-牛込御門跡-2分-神楽坂-4分-神楽坂若宮八幡神社(若宮八幡宮)-1分-庾嶺(ゆれい)坂-2分-逢(おう)坂-10分-光照寺(牛込の城址)-7分-薬龍山正蔵院-3分-赤城神社(赤城明神社)-1分-赤城坂-3分-東京メトロ東西線神楽坂駅 (カッコ内は図会の見出し項目名)
筑土八幡神社の鳥居は享保11年(1726)建立で、新宿区内最古のもの。 戦後再建された社殿。
桃の木を持つ2匹の猿が彫られた珍しい庚申塔。 「筑土八幡神社由来」の説明板。(写真選択→拡大)
神社裏手にある御殿坂。坂上の辺りは御殿山と呼ばれていた。 飯田濠へと下る軽子坂。
飯田濠埋め立て跡地に造られたせせらぎの公園。 公園内に立つ「牛込揚場(あげば)」の石碑。
牛込橋と牛込御門跡の石垣。 多くの人で賑わう神楽坂。
神楽坂若宮八幡神社。 「神楽坂若宮八幡神社縁起録」の説明板。(写真選択→拡大)
ツタに彩られた庾嶺坂。 奈良時代の伝説に由来する逢坂。右手の筑土神社は千代田区九段にある筑土神社の飛び地社。
神社前にある「掘兼の井」の説明板板。(写真選択→拡大) 牛込城の跡地にある光照寺
「牛込城跡」の説明板。(写真選択→拡大) 薬龍山正蔵院。ほとんど一般住宅と見分けがつかない。
中には「草刈薬師」と呼ばれる薬師如来像が祀られている。 赤城神社の鳥居。
ガラス張りのモダンな拝殿。 獅子のように見える狛犬。
神社で経営している「あかぎカフェ」。 神社裏手にある赤城坂。

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