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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は世田谷区の大蔵から喜多見の辺りを巡ります。平安末期から江戸の地で栄えた、江戸・喜多見氏ゆかりの寺社がある地域です。歩いたのは新緑の季節を迎えた4月中旬から下旬でした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その32 [龍華山永安寺から氷川明神社]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲氷川明神社 禱善寺 慶元寺

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程3時間ほど。
大井町線・田園都市線二子玉川駅-バス-永安寺前バス停-3分-龍華山永安寺-3分-大蔵氷川神社(氷川明神社)-1分-帯刀先生義賢の墓-6分-鎌田山(東覚山)吉祥院-12分-玉川山(長立山)常光寺-3分-観音寺-12分-永劫山慶元寺-2分-喜多見氷川神社(氷川明神社)-10分-喜多見公園バス停-バス-二子玉川駅
(括弧内は江戸名所図会の項目名)
永安寺本堂の前では龍華樹(りゅうげじゅ)と呼ばれる八重桜が満開だった。 「龍華樹」説明板。(写真選択→拡大)
風格を感じさせる大蔵氷川神社の社殿。 「大蔵氷川神社」説明板。(写真選択→拡大)
帯刀先生義賢(たてわきせんじょうよしたか:木曽義仲の父・源義賢)の墓が付近の民家の庭に残されている。 通称「玉川不動尊」の名がある吉祥(きちじょう)院。
天神森橋から見た野川の景色。 近代建築になっている常光寺本堂。
観音寺山門。左手に樹齢数百年の大イチョウがある。 木造十一面観音立像が安置されている本堂。
「観音寺」説明板。(写真選択→拡大) 林の中に長く続く慶元(けいげん)寺の参道。
歴史を感じさせる山門。 高屋根の本堂は区内最古のもの。
墓地の奥には三重塔がそびえ立つ。 江戸・喜多見氏の墓所。石柱の文字がわかりづらい。
「慶元寺」説明板。(写真選択→拡大) 喜多見氷川神社の二の鳥居にはしめ縄がかけられている。
「喜多見氷川神社石鳥居」説明板。(写真選択→拡大) 本殿の脇ではこいのぼりが泳いでいた。

バナースペース

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